10月20日に開かれた第29回浜通り医療生協健康まつりに出店という形で支援を行いました。浜通り医療生協は福島県南部に位置し、小名浜生協病院を事業主体とする組合員1万6千人の組織です。地元であるいわき市には原発の避難地域であるふたば地区を中心に2,300人が避難されており、原発の脅威を身近に感じる地域です。今回の健康まつりでは日本医療福祉生協連の全面支援を受けたということもあり会場を例年の病院近隣から風光明美な三崎公園に変更されたそうです。
はぁもにぃからは神戸のブタマンを持参しての出店でした。出発前から雨の予報が出ており、開催自体も危ぶまれましたが、当日の朝は朝焼けが出るほどに晴れ間もあり、何とか一日もってほしいという気持ちでした。午前7時半より地元実行委員が手際よく準備を進め、9時頃からチラホラと参加者が集まり始め、10時を過ぎたころには受付に長蛇の列ができるほどでした。
しかし、開会と同時に降り出した雨は少しずつ勢いを増し、昼前にはかなり激しい雨になりました。参加者の中には模擬店を一周すると帰る人も出始め、盛りだくさんの企画が組まれたステージもさびしい状況でした。
我がブタまん売りは、このまま持って帰るのはいくらなんでも悲しいと思い、声を限りに呼び込みを行いやっと半分程度をさばくことができました。買って頂いたお客さんからは「おいしかったよ」と声をかけられ、天気さえよければ完売したのにな~と空を仰ぎ恨めしく思いました。
震災による避難者は31万人でその半分を福島県からの避難者が占めていました。津波だけでなく原発事故が被害を拡大しました。今でも福島県には全く人が住むことができない広大な地域が存在しています。そしてそこは、かつて避難者が暮らしていた故郷です。遠く神戸にいてはとても想像する事も出来ない避難者の暮らしがここにはあります。私たちは微力ですが、食を通じていつまでも支援を続けたいと思います。
写真説明→ブタマンのテント/雨の模擬店通り/放射能測定車
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